選挙が舞台の映画「立候補」「選挙」「選挙2」「ムネオイズム」を連続的に見た感想

6月から8月にかけて4本の選挙が舞台の映画を見たので、
特徴とか感想をまとめてみたいと思います。

選挙が舞台になる4本の作品



「立候補」(藤岡利充監督)

「選挙」(想田和弘監督)

「選挙2」(想田和弘監督)

「ムネオイズム」(金子遊監督)

4本の特徴


「立候補」
大阪府知事選でのマック赤坂の選挙活動を中心に
いわゆる「泡沫候補」と言われた人たちに
インタビューを行っている。

この映画を見終わった後にいろんな感情が湧いてきて、
誰かに伝えなければ整理が出来ないような心情になった。

「選挙」
小泉純一郎が総理の時代に、落下傘候補として
川崎市議会選に挑んだ山内和彦さんの姿を 追った観察映画

落下傘候補で何もわからない状態で、
自民党の選挙の手法を学んでいる姿の滑稽さが特徴

「選挙2」
震災直後の川崎市議会選に誰も「脱原発」を訴えないことに
怒りを持った山内さんが公示3日前に立候補を決意
ポスターとハガキのみという選挙活動を追った観察映画

前作「選挙」から一転、完全無所属で挑む。
山さん自体はあまり変わっていないが、
前作での出演者の 態度の変化や周囲の人々の変化が面白い。

「ムネオイズム」
政権交代劇を果たした衆議院選挙で 裁判中でありながら新党大地代表として戦った
鈴木宗男の選挙活動を追ったドキュメンタリー

旧来ながらの選挙活動の見本を見ているような印象
その中でもマスコミで語られていない分が楽しめる要素

個人的感想


以前のエントリーでも語ったが、何と言ってもみるべきは
「立候補」には違いないと思う。
その熱量や複雑な感情は 見ていただかないと理解してもらい無いと断言できる。

「選挙2」を見るのであれば単体でも面白いが是非とも
前作「選挙」を見てからだとよりいっそう楽しめると思う。
またこれまでの観察映画と違い想田監督の違う一面が垣間見られるのも「選挙2」の醍醐味です。

「ムネオイズム」に関しては上の3本を見た上で、
その間に挟まる補完的作用をしていると感じた。
単体であれば、メディアが報じている鈴木宗男像とは
全く違った一面を見られると思います。

ここに挙げた4本に感じるのは、やはり日本の選挙の特異性だと思う。
それを感じるためには4本とも見てもらうのが一番いいが、
個人的には、「立候補」→「選挙」→「選挙2」→「ムネオイズム」
という順位で見てもらうのが楽しめるかと思います。

(了)

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