その場で得した数十円の代わりに失う信用もあるよね

私は非常にお酒に弱い体質で飲み会の席でも全然飲みません。
とはいえ飲み会という空間自体は非常に好きで自ら幹事となって
開催するということも少なくありません。

今回はある飲み会でのエピソードで学んだことを
残しておきたいと思い、記させていただきます。
少し貧乏臭い話になりますがご了承ください。

昼間に連絡をもらいその日に急遽飲み会に参加することになりました。
場所はいわゆる大バコの大衆居酒屋です。

「なんかネタを拾えるかな?」くらいの気持ちで参加しましたが
特にネタになりそうなこともなく時間だけが進み、
気づけばその場に4時間ばかり経過していました。

終電も近くなり、そろそろ解散をというタイミングで
参加していた1人がおもむろに電卓を取り出し割り勘の計算を始めました。

1人4時間滞在して会計は3000円いかない値段
コストパフォーマンスの面では申し分ないくらい割安だと思います。

しかしその方、わざわざ自ら計算をして
百円以下の端数を切り捨てた金額を出し、帰り支度を始めました。

冒頭にも言った通り、私はお酒を飲みません。
かといってその分割り引いてくれということを願っているわけではありません。
その空間を楽しんだ分は当然支払います。

なんだったら、幹事さんの手間を考えて
端数分くらいは余計に払うかぐらいに普段は思っています。

それを端数切って払ってきて帰ろうとしている
行為自体にだんだんと悲しくなってきました。

別に数十円損をしたということに対してではなく、
その数十円を儲けたとしてもその代わりに
無くした信用は大きいのではないか?と思うと悲しくなります。

まあ自分が素面である程度客観視しているということを勘案したとしても、
ちょっと違うんじゃない?という思いに至りました。

信用は積み上げるのは大変で、落とすは容易だと昔からよく言うものですが
崩れ落ちる瞬間を目の当たりにすると返す言葉もありませんでした。
その上、割安なお店でそれをやったという落ち方は更に深くなります。

お金は有限であるという気持ちは分からないでもないですが、
節約の仕方は考えるべきだと個人的には思っています。

数十円ならいくら手取りが少なくても全体の数千から数万分の1だと思うので
わざわざ友達が介在する場面で調整しなくても、他でカバーできるはずです。

私自身もここ数ヶ月、家計が厳しい状態だったんですが
人と会う際にはなるべく普段通りにお金を使い
他のところで節約するよう心がけました。

おかげで楽しい時間を共有することが出来、
良い経験になりましたし、それで生活に不自由したかと言えば
そんなことは全然思いませんでした。

また「人柄にもよる」という意見もあると思いますが、
人柄が良かったとしても今後そういう人に積極的に声を掛けるか?と言われれば
やはり無条件にOKとは言い出しにくいと感じます。

年末年始に向けて、忘年会・新年会と飲む機会が増えると思いますが、
皆さんがそんな状況に出会わないよう楽しく飲める環境であるよう
心から願っております。

(了)

広告
スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク