第47回上方漫才コンテスト観覧してきました

先日、NHK大阪ホールで行われてきた「第47回上方お笑いコンテスト」をみてきました。

応募フォームに気軽に応募して「当たっても当たらなくてもどっちでもいいや」くらいの気分で送信したら、見事1週間前に当選ハガキが到着しました。

ハガキをNHK大阪放送局の1階に設営された引き換え窓口でチケットに引き換えて、18時半に開場し席を確認しました。

当たったのは、前の方という認識はありましたが確認してみたらまさかの審査員席と同列で、ほぼ最前列だったのでみた瞬間非常に焦りました。

ほどなくして前説がスタート、NHKのフロアディレクターの女性がやられていましたが会場を盛り上げずに逆に冷めさせたところで審査員を呼び込みます。

当日の審査員は、西川きよし・桂文珍・渡辺正行・ハイヒールリンゴ・内藤剛志・大池晶(漫才作家)の6人(継承略)でした。

真横にあの「目玉とメガネ」がいると思うと少しドキドキしました。余談ですが、目玉もメガネでした。

その後、ディレクターさんが「このコンテスト昨年も来た人?」の呼び掛けに即座に手を挙げる文珍さんの貪欲に笑いを取りに行く姿勢と

ディレクターさんの「私が「上方漫才」って言ったら「コンテスト!」って返して下さい」という投げ掛けにリンゴ姉さんの「そんなん言いたくない」という切り返しで会場が一気になごんだところで前説が終わりました。

そのすぐあとに何の前触れもなく暗転し生放送がスタートしました。客席の脇から千原兄弟と朝比奈さんが登場、私の座席の前あたりでオープニングが始まりました。

その後、今回出場の6組を紹介して、本選がスタートしました。

上方漫才コンクール

Aブロックは漫才コンビの戦い

今回のコンテストは、3組ずつAブロックとBブロックに分かれて戦い、それぞれの1位が決勝戦を行って、優勝が決まるというレギュレーションでした。

審査員6人に加えて視聴者投票も1票として加算され、7票の取り合いで勝者を決するというものでした。

まずは、Aブロック。祇園・インディアンス・プリマ旦那の3組。どの組もスタンダードな漫才の形式のコンビでした。

祇園はナルシスト漫才

ほぼ初見状態でした、ナルシストキャラの木崎のビジュアルが微妙なイケメンだったところがネタの内容と相まって面白かったです。芸風はオードリーみたいな変わった人をツッコむテイストかな?と。

これからまだまだネタの幅が広がると思うので、このまま期待してみていきたいです。M-1でも活躍が期待できそうな感じはあるネタだったように思います。

ネタ終わりにジュニアさんに言われていた「緊張しすぎてた、木崎んちょう(緊張)やん!」というフレーズの切り返し「どきど木崎(ドキドキ)です!」は上手な切り返しだなあとおもいました。

インディアンスは小ネタの応酬

よくある設定の漫才コントに小ボケをできる限り詰め込んでいく形式の漫才です。最近はそんなボケ倒す漫才も少なくなる傾向にあるなか、これだけ詰め込まれたら迫力で負けて笑ってしまったという感じかなと個人的には感じました。
ネタ終わりのトーク部分でも仕切りに小ボケを放り込んでいたので実力はあるのかな?という感じです。

プリマ旦那は真っ向勝負の正統派漫才

お揃いの衣装で古い口調で漫才をしていたのが印象的でしたが、良い感じでなく違和感を感じる方が強かったです。以前はそんなことなかったのに「どうした!?」という感じかなとはおもいました。ネタはこれまで見たくらいの安定の面白さでした。

視聴者投票と勝者はともに、プリマ旦那が選ばれ決勝に進みました。

Bブロックは飛び道具的な3組

うって変わってBブロックは、ZAZY・ゆりやんレトリィバァ・アインシュタインの3組でした。ZAZY本人もいってましたが「僕がNHK出ていいのかな?」という感じの選出にNHKの素晴らしさを感じます。

ZAZYが会場では一番ウケていた

冒頭黙ってでてきて「僕を見慣れる時間ですよ」というフレーズから一気に取り込まれていった感じです。ネタはとてもシュールなんだけどものすごく可愛さを感じてしまうそんな空気感があったようにおもいます。

実際に今回の6組の中で会場ウケが一番良かったのがZAZYでした。あと足がきれいだったのも強く印象に残ります。

余談ですが、審査員のリンゴ姉さんもZAZYと同じようなショートパンツを履いていました。

ゆりやんレトリィバァは少しあてこすったネタ

オールザッツ漫才2016でやっていたネタをやっていました。渡辺リーダーが白いワンピースで出てきた姿をみていただけで爆笑していたのが印象的です。

いじめられたやつを見返したいとNSCに入り首席で卒業しただけあってネタの終盤怒濤のヤンキーネタが面白かったです。

アインシュタインは顔ネタが少なめだった

ネタはオーソドックスなものですが稲田の顔面が特徴的なコンビです。冒頭それを利用してのボケはありましたが他は普通のネタで面白かったです。前に見たときは自分の顔ネタが多かったようにおもいましたが、それがなくても十分面白かったです。

こちらも、視聴者投票・審査員とものゆりあんレトリィバァが選ばれ決勝に進出しました。

決勝は甲乙つけがたい感じだった

最終決戦は、プリマ旦那VSゆりあんレトリィバァの戦いでした。プリマ旦那は1回戦と同じようなテイストの内容で安定感がある漫才をし、

ゆりあんの方は、アカデミー賞っぽい授賞式のスピーチの中にもっちゃりした大阪弁のあるあると放り込んでくるという定番のネタで勝負しました。

プリマ旦那も素晴らしかったですが、ネタ時間5分の中で冒頭1分半、フレーズを発せずに感極まった演技でお客さんを惹きつけるというけっこうイチかバチか?みたいなつまみをやってのけたゆりあんが僅差ではありますがインパクトがあったように思います。

結果も、ゆりあんレトリィバァの優勝。「上方漫才コンテスト」なのにピン芸が優勝したのにクレームが入っていたようですが、伝統ある名前を残して内容は今の時代に合わせるというのは他の在阪のテレビ局が賞レースの内容を変えたり廃止している中では素晴らしいことだと個人的には思います。

あっという間に収録が終わった

こうしてあっという間に1時間15分の放送時間を終えていきました。時間が少ない中らの構成や、そんな中でもジュニアさんがきっちり若手芸人の持ち味を生かしたやり取りがあったりとかして非常に面白かったです。

ただ、今回もそうですが参加者がすべて吉本勢だったのは非常に悲しいなあという印象です。松竹芸能に今後の期待を寄せつつ来年の賞レースにも期待していきたいと思います。

(了)

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